福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『よ~ちゃんラーメン』大分県宇佐市

豊後高田を訪れた際、目的のラーメン屋が夕方の仕込みで休憩していた。
ならばと帰途の道すがら、食べたことのないラーメン屋を探して彷徨っていた。
7月に訪れた際、宇佐市の合同庁舎の建物の近くに気になる物件があり、
その記憶を頼りに車を走らせていた。


宇佐の『宝来軒』の並びで、合同庁舎のすぐ側でお目当ての物件を発見。
西日が眩しく車内に差し込んで、降りたら駐車場の枠から少し外れていた。


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先客は常連と思われる初老の男性がお一人、大将と座席で話されていた。
外観のみならず、店内も新しく綺麗でTVでは“丸山茂樹”が優勝していた。
ぃゃ~“石川遼”って、1億8千万も賞金で稼いでたって恐ろしい逸材だ…


とりあえず、初めてなので基本を注文したが「ピリ辛」もラインナップされている。
カウンターに座ろうとしたら「空いているので…」と、テーブル席に促して頂いた。


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とんこつ 550円


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やはり、豚骨の表面に浮かんだ泡でスープの表情はなかなか官能的である!
すすると豚骨の香りは最小限に抑えられ、女性にも食べやすい仕上がりだ。


細麺の硬さは「普通」で、スープとの相性もオーソドックスな部類で好感触♪
口の周りがベタつく事もなく、サラッと頂ける1杯で危うく替え玉する所だった!


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写真を撮っていると、大将から「ブログ?」と尋ねられたため「はい。」と答えた。
すると「ブログのお客さんって、微妙に違うんですよね(笑)」と話され、それから
大将が北九州まで食べ歩きに出掛けていた事など、色々と話してくださった。


そして、私が「宝来軒は食べつけているので、違う所を選ぼうと思って…」と、
この店を選んだ理由を話している時に、大将から驚きの一言が飛び出した。



「ウチも『宝来軒』の孫弟子になるんですよ。」


聞けば、大将が修行した店の店主が『宝来軒』で修行した方だったそうだ。
勿論、スープにブレンドされる材料は『宝来軒』とは違うと話されていたが…


恐るべし『宝来軒』、確かに私は好きな店の1つであるが、外そうとしたのに
知らず知らずの内に絡んだ店に居たなんて、こんな偶然もあるんだと笑った。
でも『宝来軒』絡みだと聞いて、更に美味しさは保障されたような物である。


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しっかりと、飲干させて頂いた次第だ(笑)♪


帰りに、店舗外観を撮影しようとすると…
大将が出て来て、暖簾を直し始めたのだ。
強風でめくれた暖簾を、丁寧に戻された。


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距離は遠いけど、この店には必ずリピーターしてこの記事を手渡そうと思う。
福岡から来た、しがないブロガーのために暖簾を直してくれた大将の人柄。
実はお勘定の際に、私は気付かずにお店の名刺だと思って頂いた物が…



スタンプカードだった…(涙)


すみません、知らなかったとは言え3枚も頂いて申し訳ありませんでした…。
この後ろめたさ、次に伺う時には必ずお返し致しますので、お許しください。


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