福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『そば処 花ぐるま』古賀市清瀧(3年ぶり…)

カミさんの誕生日翌日、畑にできた夏野菜を携えてご両親が地元に遊びに来た。
お義父さんが頑固な蕎麦好きで、不安を抱えながら古賀市の清龍にお連れした。







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『そば処 花ぐるま』

この辺りは、梅雨の直前まで多数の「蛍」が飛び交うぐらい、綺麗な水が流れる…
その水を使って、十割の蕎麦を打って茹で上げて、かえしも仕込んでおられる。
予約したものの、注文を受けてから蕎麦を準備するので、30分以上待った…。







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くるま御膳 1,500円

蕎麦に、天婦羅とかしわ飯と小鉢が付いた定食で、私以外の4人がこの商品だ。
支払いが私なので、ご両親に気を使わせないように値段の近い蕎麦定を選んだ。






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清瀧御膳 1,000円

予定外の出費だ、夜はカミさんの誕生祝いで焼肉屋に行く予定になのに…(涙)
仕方なく、笊蕎麦と汁蕎麦がセットになった商品で、一人だけ安く済ませた…







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笊の上で軽くほぐして、一口寸に束ねてから山葵を乗っけて、ゆっくりと浸す。
かえしは醤油の風味がほど好くて、鰹の香りが心地よく鼻先をつついてくれる。
相変わらずの美味さだ、日曜は湿度が高かっただけに水加減が大変だったはず。
山葵の鮮度も申し分なく、娘が残していたので蕎麦湯を楽しむ時に頂戴した(笑)






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笊蕎麦を食べ終えるタイミングを見計らい、大将がゆっくりと汁蕎麦を運ぶ。






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美しい…、蒲鉾が一枚と刻んだ葱が振られるだけ潔さが、鰹節の香りを飾る。
味付けは出汁に醤油と酒(または味醂)を加えた、ごくごく簡素な吸い物風だ。






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笊蕎麦では力強い弾力でかえしとの相性を楽しめたが、汁蕎麦をすすると…
つゆを含んだ蕎麦が滑らかになり、歯ざわりや喉越しも女性的な柔らかさ。
しっとりした食感で、笊蕎麦と食べ比べる事でより蕎麦を楽しめる趣向だ。


大満足だった、もちろんお義父さんも納得の旨さで、自然と会話も弾んだ。


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店先には、この蕎麦の主役とも言える大根川が美しい景観で迎えてくれる。






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本当に久しぶりだったが、大将は以前より確実に精進され腕を上げている。
この美しい川の流れに触れる事で、こも先も大将は間違いなく腕を上げる。
来る楽しみが先々まで続くという事は、本当に幸せな事だと改めて感じた。



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