『手打ち神風亭』福津市宮地嶽神社駐車場そば（大丈夫？）

今月より、新蕎麦を提供されているにも関わらず、出不精で…
もうすぐ天皇誕生日、急いで行かないと「新」の時期を逸する！

古賀市『手打ち蕎麦花音』の女将さんによれば、新蕎麦とは…
長くても、２ヶ月ぐらいしかその呼び方は使えないと教わった。

この日は１３時過ぎ、店内にはジャージ姿の常連さんがいた。
カウンターに腰掛けて、大将に挨拶しながら注文していると…

なんと、その常連さんが私のお冷を準備して下さったのだっ！
そう言えば，手伝ってくれる常連が居るって聞いた事がある。

笊蕎麦５００円

見た目には分り辛いが、相変わらず他所の蕎麦屋よりも多め。
通常の量を一玉とすると、この店の大盛りは三玉に相当する。
一見のお客が大盛りを注文し、当たり前に提供すると驚かれ…

お客「こげな量は食えんばいっ！」

大将「ウチのは多かですけん、残してもろうて良かですよ。」

お客「残すとは、性格的に好かんったい！」

従って最近では、一見の客には少な目に出されるらしい(笑)
大将の良心が、こんな形で「仇」になるとは残念でならない。

今回は久し振りにかしわ握りをお願いして、量的には万全。
あっさりした笊蕎麦に、鶏の旨味が加勢して相乗効果も◎！

それほど香りは強くないが、いい感じで味わいは強めだ。
僅かに切り幅の違いはあるが、すすり易い長さが好印象♪

山葵はチューブ物だが、分った上で使う分には構わない！
かえしは品の良い濃さで、醤油の甘味がほんわりと漂う。

大根おろしが添えられ、途中から蕎麦猪口に投入すると…
かえしがピリリッとして、大根のシャリッとした感触も良い。

だが、大根にも負けない蕎麦の味わいに、新蕎麦を実感！
相変わらずの旨さで、後は蕎麦湯が頂けると嬉しいけど…

入り口に、「年越しそば」受け付けの案内が貼られていた。
既に６２食予約があり、一人で打てるか心配されていた…

大将の事だ、受けた注文は全てこなす姿が目に浮かぶ…
大晦日も元旦も営業され、今年の元旦は６０人もの来客！

用意した蕎麦が間に合わず、夜中に予備を打ったらしい…
…と、話すわりには笑顔で、それが楽しくて仕方ない感じ♪

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福岡の東濃く腹