福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『宝来軒』福津市津屋崎海岸沿い(祇園の季節)

昨年もご紹介したが、博多の祇園に倣って旧:津屋崎町にも山笠行事がある。
既に前回から1年、月日の流れの速さには驚かされるが、相変わらず見事だ。






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こちらは岡流の飾り山で裏側だと記憶する、地元人形師:原田誠氏の作品だ。
津屋崎では、「岡流」「新町流」「北流」の三つの流れが、街中を駆け抜けて行く。






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岡流れの飾り山は、津屋崎の観光案内所「なごみ」の敷地内に飾られている。
飾り山が展示されている、幌布で覆われた外枠の事を「山小屋」と呼んでいる。






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その「山小屋」の横腹には、寄付に応じて下さった方々の名前が張り出される。
岡流と、観光案内所の幟が交互に並べられ、祭りの雰囲気をグッと引き出す!






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案内所では、古い津屋崎祇園の資料が展示されていて、中にこんな写真が…






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何とっ!

電線が発達していない明治頃まで、山笠の高さが10mぐらいあったらしい…
お陰で、山笠が町内のどこを異動しているのか、遠くからも確認できたそうだ。






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街中の「年輩女性向け衣料品店」でも、地元の子供山用の半被が飾られる。
但し、これが単なる飾り物か売って貰えるかは、残念ながら確認していない。

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飾り山の撮影を済ませて、町の雰囲気を存分に肌で感じて『宝来軒』で昼食。






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この時期だけの映像である、店の看板の所に「岡流」の幟が飾られている!
1年で、僅か10日程度しかこの幟は出されない為、ある意味レア映像だな。






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ラーメン(大) 600円






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スープの表面には、徐々にだが確実に膜が張り始めている。






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と、思う間もなく、スープ表面全体を膜が覆い尽くしている、冷房の仕業か?
麺を摘もうとすると、箸先にベタっと膜が引上げられ、まるで湯葉みたいだ。






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今日は気合が入っている、豚骨の搾られ方とダシの旨味がベストマッチで、
本当に大盛りを頼んで正解だったし、炒豚の味付け具合がたまらなく良い♪






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短めで、すすり切れる長さが心地よい細麺は、ここを好きな理由の1つだ。
途中で噛み切らなくてよい反面、周りにスープが飛び散るのが難点だが…






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途中からコショウを振り、切れを加えて頂いたが後半の投入はお勧めだ!
コショウ自体が旨く、スープの味わいが良い意味で全般とは別物になる。
祭りが近い為か、これまでで最高と言っても過言ではない出来のスープ。


塩分を気にせず、本当に飲み干したいと思わせる素晴らしい旨さ(感涙)!
18日の追い山は、悔いのない形で締め括って欲しいと心から願っている。



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