『味のまるい』福津市旧道沿い（今週のまるい）

週明けにも関わらず、朝から会議で拘束され気が付けば１３時過ぎ…。
予断を許さない経営状況で、あまり楽観視できない話が続いていた(涙)
トイレにも行ける雰囲気ではなく、腹の虫が鳴かないように堪えていた。

この暖簾をくぐったのが１３時４０分、店内は従業員のアイドリング時間。
テレビでは『徹子の部屋』が流れ、ゲストは懐かしの中村メイコであった。
厨房では大将が餃子を仕込み中で、若女将と目が合いつい反射的に…

「ワンタンメン１つ。」

と頼んでしまった…。

ワンタンメン　６５０円

以前、チャンポンを食べていた時に配達から戻って来た若女将から…
「今日はワンタンメンじゃないんですね？」と、話し掛けられた事がある。
若女将の中では、私＝ワンタンメンの図式が出来上がっている様だ…

先週は中華丼で我慢したので、このスープと約半月ぶりの再会である。
夢にこそ出なかったモノの、さすがに唾液の分泌は尋常ではなかった！
甘み、そして淡い豚骨の味わい、その後からダシの旨味の順序で来る。

全身に旨さと悦びが駆け巡り、気が付けば丼ごと持ち上げてゴクゴクッ…
後悔はない、旨いモノに身体が素直に反応しただけで、ごく当然のこと。
それ以上に、お預け状態だった『まるい』のスープは、正に媚薬だった！

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