娘の小学校卒業式

先週１８日、私の母校でもある古賀西小学校が卒業式を迎えた。
私は２７回生で娘は５７回生、時間の経過に改めて驚かされた…。
我が母校に、父親として足を踏み入れた当時の事を思い出した。
この日、市内の小学校は一斉に卒業式で、まさに卒業式日和だ。
カミさんと小学校まで歩いて、体育館で受付を済ませて式を待つ。
ストーブの近くが良かったけど、カミさんに押し切られ通路脇に…。
卒業生が１人ずつ入場すると、場内は一斉にシャッター音が響く！
ＤＶＤとデジカメ、更に携帯までも駆使する素晴らしい親バカぶり！
式の全てを収録して、他の子供を撮影してる親御さんが居たが…

個人情報とか肖像権とか、それに対する配慮は守られてるの…？

正確には「卒業証書授与式」だと、私は今日まで知らなかった(涙)

全員に証書が授与され、校長先生から長い祝辞のお言葉を賜る。
とにかく寒い、会場のあちこちで鼻水や咳き込む声が響いてた(涙)
外は完全に春の陽気だが、体育館の窓には何故かカーテンが…

ビデオや写真撮影する親御さんに対する、ＰＴＡあたりの配慮か？
私は小刻みに震えていたが、式は滞りなく着々と進行されていた。

結構な寒さで、トイレに行き交う親御さん達もかなりいらっしゃった。
が、被災地で体育館に避難する方に比べれば、まだ恵まれている。
どうにか最後まで過ごし、卒業生退場の時に私は感極まっていた。

生徒の先頭で、誇らしげにしっかりと前を見据えた担任の表情は…
自信に満ち溢れ、彼が担任で本当に良かったと心から思えたのだ。
泣いてる子もいたけど、先生の後ろを安心した表情で続いていた。

そんなクラス全体の雰囲気を見ていて、私は涙が出てしまった(涙)
教室に戻って、先生から卒業生に贈る言葉を聞いていた私達も…
涙をこらえて喋る担任の姿に、本当に感謝の気持ちで泣いていた。

色々な感情が入り乱れていたが、とりあえず娘よ卒業おめでとう！
そう言えば、セーラー服の寸詰めが遅れていると連絡があったぞ。

被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、早期の復興を願っております。

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