なかなか訪麺する機会に恵まれないが、たまにポケットが生まれる。
イレギュラーこそ、使い方でその人の時間管理やセンスが出て来る…
イレギュラーこそ、使い方でその人の時間管理やセンスが出て来る…
情報も頂いていたので、チャンスを物に出来る機会を伺っていた(笑)
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aosan1968/20191011/20191011172915.jpg)
そう、楽しみにしていた新蕎麦を扱い始め、早く頂きたかったのだっ!
力強い手書きの貼り紙、女将さんの並々ならぬ気合いが感じられる。
力強い手書きの貼り紙、女将さんの並々ならぬ気合いが感じられる。
店内は私だけで、女将さんと一つ屋根の下に男と女が…状態である。
こう書くと、何割かの読者はあらぬ誤解を抱いているかも知れない…
こう書くと、何割かの読者はあらぬ誤解を抱いているかも知れない…
無論、そのような事が生じるはずもないが、ワザと匂わせてみた(笑)
せっかくの新蕎麦だ、女将さんに笊か鴨汁かお勧めの頂き方を伺う。
せっかくの新蕎麦だ、女将さんに笊か鴨汁かお勧めの頂き方を伺う。
すると、どちらも試された上で敢えて鴨汁の方を勧めて下さった…。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aosan1968/20191011/20191011172919.jpg)
鴨汁そば 1,200円 + 蕎麦大盛り 300円増し
女将さんは、どうしてこっちを勧めたのか、その理由を話してくれた。
今年の新蕎麦の粉が、天候の加減なのか瑞々しさを感じられない…
今年の新蕎麦の粉が、天候の加減なのか瑞々しさを感じられない…
いつもの蕎麦粉より、加水率を上げないと麺のパサつきが半端なく…
打つに当たっても、微妙な水加減やかき混ぜにも速度を求められて…
打つに当たっても、微妙な水加減やかき混ぜにも速度を求められて…
女将さん曰く「蕎麦屋泣かせ」との事!
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aosan1968/20191011/20191011172923.jpg)
見た目には、これまでご紹介してきたこの店の物とほぼ変わらない。
つゆに浸さず、蕎麦だけをすすると香りや味わいが何となく微妙で…
つゆに浸さず、蕎麦だけをすすると香りや味わいが何となく微妙で…
女将さん的には、風味や打ち難さが納得できず、話し辛そうだった。
噛むと弾力的で私は好きな食感だが、残念ながらこの店的じゃない。
噛むと弾力的で私は好きな食感だが、残念ながらこの店的じゃない。
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aosan1968/20191011/20191011172928.jpg)
つけ汁には鴨肉の旨味と、焼いた白ネギの香ばしい風味が加勢する。
新蕎麦の味わいが淡麗なので、つけ汁の濃さが良い感じに調和する。
新蕎麦の味わいが淡麗なので、つけ汁の濃さが良い感じに調和する。
添えられた粉山椒を加え、より大人のテイストを向上させて〆括る♪
残ったつけ汁に蕎麦湯を注ぐ、こちらは普段と遜色なく頂戴できた。
残ったつけ汁に蕎麦湯を注ぐ、こちらは普段と遜色なく頂戴できた。
食後に珈琲をご馳走になり、気付けばいつもの世間話に花が咲いて…
またもや2時間以上の滞在、罪作りな雰囲気や居心地の良さだ(笑)♪
またもや2時間以上の滞在、罪作りな雰囲気や居心地の良さだ(笑)♪
速報!
近々、お店に受賞された事を伝えて…、祝杯をご馳走しなきゃ(笑)♪