三越の開店は10時で、その15分後に入店すると記念品を渡された。
おめでとう、三越。
ありがとう、三越。
だが、残念ながら私は甘い物が苦手なため、娘の胃袋に消えたけど…
催物会場は凄まじい熱気、10時半の段階であちこち行列する始末。
私のお目当て『ラーメン次郎長』、さすがに先客は男性が一人だけ!
と言うか、私以外にも朝っぱらからラーメン目当てが居るだなんて…
ラーメンは函館塩のみ、海産物やバターのセット具材が420円だが…
計1,150円はお世辞にも安くはないし、福岡県民には珍しさ先行で…
函館塩ラーメン 730円
天下の三越が、15周年記念の催事でイートイン招致したラーメン店。
物産展担当社員が厳選した塩ラーメンであり、当然期待も高くなる!
鶏ガラに、うっすらと魚介が加えられている様なドッシリ系の安定感。
塩は濃いめだがしょっぱ過ぎず、まろやかな甘味が全体を包み込む。
炒豚はほろヤワで、箸で持ち上げると見事に崩れるぐらい軟らかい。
味付けは程好く、スープを引き立てる助演男優の如く、必要な脇役。
クリッとした木耳の食感や、半熟の煮玉子の丁寧な仕上がりは納得。
但しどれもが突出せず、全体にまとまりはあるが些か特色に欠ける。
麺は細めだが、見たよりコシがあり表現するならプリプリではなく…
ブリンブリンッ!
食べてる感が強めで、滑らかさではなく弾力性が際立つすすり心地。
スープの絡みは半端なく、ぐいぐい旨みを持ち上げてさすがの相性!
●スープの味わいと安定感
●炒豚の味付けと軟らかさ
●各具材の味わいと下拵え
●麺の質感とスープの絡み
総じて、どれもが平均よりは高めだが、似たような味なら福岡にも…
いやいや他人の空似だろう、天下の三越が周年記念に選んだ店だ。
期待値が高過ぎただけであり、平均より美味しい事は私も実感した。
店を出る頃には座席も半分ぐらい埋まり、皆さんの期待値も伝わる。
実食された方がいらっしゃれば、是非とも感想をお聞かせ願いたい。
と思っていたら、早々と『カズの自由きままに♪』で紹介されていた…
カズさん、その行動力には参りました~(笑)!