更には、への先輩が実食記事を掲載されて、
はやる気持ちを抑えつつ、週末に訪麺した。
私は一番客で、いつもの座席に腰を降ろす。

今が旬!!麺
五島のアオサのり 桜と桜エビ
朱墨で桜海老が、可愛らしく描かれている。

春のラーメン 780円
店主の試作写真より、更に力強いルックス。
蓮華には、刻まれたパクチーの茎と黒胡椒。

磯の香りと、スープに滲み出す海苔の旨味。
ちぢれ麺にも絡み付き、鼻腔に抜ける香り。

小さな身体にも関わらず、風味豊かな海老。
ダシとしても、具材としても優れた素材で、
春らしい彩りの演出にも、一役買っている。
醤油スープとの相性を堪能し替え玉を注文。

パクチーと黒胡椒の薬味をスープに溶かし、
ちぢれ麺と共に混ぜ合わせ、一気にすする。
いゃ~唸った!
パクチーが全体をまとめ、胡椒が引締める。
アオサや海老の味わいを決して邪魔しない。

普通、これだけの味を全て足し算すると…、
雑然としたり、うるさくなると思われるが、
パクチーのお陰で、後口すっきり心地よい。
春を題材に、食材を活かした秀逸な仕上り。
行徳さん…、参りました(感涙)