地元の同級生が今日の昼食で出掛けた際に、
店内に「閉店」を示す張り紙を見つけたと、
電話をくれたので最後の訪問した次第だが、
14時前にも関わらず週末らしい客入りで、
繁盛していない様子など感じられなかった。
はっきり言って開業時に一度行ったきりで、
この店に対する思い入れや愛着等はないが、
15時前には品切れで閉店されてる印象で、
私の後から家族連れも楽しげに入ってきた。
あっ…、これのことか…
諸事情となると人手不足しか考えられない、
いかにお冷も配膳・下膳がセルフと言えど、
麺上げから盛りつけまで店主一人でこなし、
食券を受け取って下膳された食器を洗って、
手が空いた方が食卓を拭いたりでフル回転、
素人でも経営難が理由でないことは分かる。
中華そば 650円
カウンターで受け取りネギはセルフで盛る、
洗い物は増えるが客が運ぶにはお膳は必須…
ゆで卵とか薬味用の小皿も補充が必要だし、
20以上ある客席に対しツーオペは厳しい…
鶏骸ベースに醤油ダレの尾道的な中華そば、
醤油はしょっぱ過ぎず風味と甘みが強めで、
背脂によりコクと濃厚な味わいを演出する♪
細ちぢれ麺のチュルッとしたすすり心地と、
スープの絡み具合もお手本と言える相性で、
私的には背脂の甘みが少し余計に感じるが、
普通に美味いし好きな客も多いと思われる。
肉厚のある焼豚は醤油スープとも似合いで、
14時に入店した2人連れの男性を最後に、
「チャーシュー終えたけん売り切れ!」と、
厨房から店主が飛び出して暖簾を降ろして、
店先の看板を裏面の表示に向き直していた。
割とギリギリの入店で間に合って良かった、
どうやらラーメンからの業態変更らしくて、
店主はこの場所で次の商売も営むとのこと。