福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『初代 松山』新宮町旧道沿い(終焉)

地元の同級生が今日の昼食で出掛けた際に、



店内に「閉店」を示す張り紙を見つけたと、



電話をくれたので最後の訪問した次第だが、



14時前にも関わらず週末らしい客入りで、



繁盛していない様子など感じられなかった。


















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はっきり言って開業時に一度行ったきりで、



この店に対する思い入れや愛着等はないが、



15時前には品切れで閉店されてる印象で、



私の後から家族連れも楽しげに入ってきた。


















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あっ…、これのことか…



諸事情となると人手不足しか考えられない、



いかにお冷も配膳・下膳がセルフと言えど、



麺上げから盛りつけまで店主一人でこなし、



食券を受け取って下膳された食器を洗って、



手が空いた方が食卓を拭いたりでフル回転、



素人でも経営難が理由でないことは分かる。


















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中華そば 650円



カウンターで受け取りネギはセルフで盛る、



洗い物は増えるが客が運ぶにはお膳は必須…



ゆで卵とか薬味用の小皿も補充が必要だし、



20以上ある客席に対しツーオペは厳しい…


















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鶏骸ベースに醤油ダレの尾道的な中華そば、



醤油はしょっぱ過ぎず風味と甘みが強めで、



背脂によりコクと濃厚な味わいを演出する♪


















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細ちぢれ麺のチュルッとしたすすり心地と、



スープの絡み具合もお手本と言える相性で、



私的には背脂の甘みが少し余計に感じるが、



普通に美味いし好きな客も多いと思われる。


















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肉厚のある焼豚は醤油スープとも似合いで、



14時に入店した2人連れの男性を最後に、



「チャーシュー終えたけん売り切れ!」と、



厨房から店主が飛び出して暖簾を降ろして、



店先の看板を裏面の表示に向き直していた。


















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割とギリギリの入店で間に合って良かった、



どうやらラーメンからの業態変更らしくて、



店主はこの場所で次の商売も営むとのこと。