福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『自家製麺うどん 月うさぎ』店主のチャレンジ

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店主から面白くて興味深い連絡を頂いた。

 

厳選された小麦粉を生地にした状態から、

 

60日間も冷蔵で熟成させた麺との事で、

 

これは食べてみたいと喜び勇んで訪れた。

 

 

 

 

 

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乾燥した生地の表面を半分近く削り取り、

 

柔らかい中心部分だけを使用した吟醸麺!

 

それだけでもコストが相当掛かっている…

 

それを味わって欲しいとオファー頂いた♪

 

 

 

 

 


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ざるうどん 800円(税込)

 

基本こちらの麺は細く透き通って美しい、

 

通常は4日熟成を掛けているとの事だが、

 

水分量は経験値と基準の計算に頼りつつ、

 

茹でるまで一か八かの賭けだったとの事!

 

 

 

 

 

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先ずは何もつけず啜って下さいと言われ、

 

細麺ながら讃岐っぽい歯応えが感じられ、

 

香りは僅かだがその風味は半端なく強い!

 

 

 

 

 

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麺のポテンシャルを試したらお椀に移し、

 

①「塩じい大島の塩」

円やかで角のない塩味だが個性は強めで、

量にもよるが小麦粉の風味と合わせると、

塩の味わいの方がちょっと勝ってしまう。

 

②かえし・葱・大根おろし

ざるとして頂くのは間違いなく美味いが、

個人的におろし生姜を試してみたかった。

 

③あご出汁入りブレンド醤油

同店で販売もしているオリジナル醤油で、

干しアゴを漬け込んだ物をベースとして、

数種の醤油をブレンドしたスプレー醤油。

 

この足し算の味わいはもちろん抜群だが、

 

 

 

 

 

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茹でる前の生麺の状態を見せて頂いたが、

 

この麺が熟成によりチーズっぽい香りで、

 

発酵食品的な感じになっているらしくて、

 

ところが茹でると不思議と匂わなくなり、

 

むしろ風味の強さが際立つ麺に仕上がる!

 

60日間とはかなり思い切った判断だが、

 

どんな麺が出来上がるか何て正解はなく、

 

店主的には単なるノリで試してみたとか!

 

生地の水分量など茹で時間も手探りだが、

 

ここまで完成させた店主には頭が下がる。

 

まだ麺(生地)は多少だが残っておられ、

 

興味がある方は店主に直で注文頂きたい。

 

今後二度とこの生地を仕込む予定はなく、

 

試してみたい方は是非とも急いで来店を!