先日、中華そばを頂いた際に店先のボードに、
「カレーそば」なる文字を発見し頭の片隅に…
かなり迷ったが初志貫徹で中華そばを頂いた。
が、頭の片隅から段々と存在感が大きくなり、
とにかく食べたくて食べたくて仕方がなくて…
さほど日を置かず再訪してカレーを頂戴した!
カレーそば 900円
同店の母体である『とも』の店主は独立前に、
精肉の仕入れをやられていた時期があるため、
牛肉の目利きはもちろん仕入れもお手の物で、
必然的に仕込まれるカレーも抜群の味わいで、
私も飲んだ〆に2〜3度頂いたが確かに旨い♪
そして同店の主軸は鶏を搾ったスープであり、
上質なビーフカレーと鶏のスープの足し算は、
どう考えても(答え:絶対美味しい)になる!
サラッとしながらも僅かなトロみが感じられ、
ほんのり縮れた『製麺屋慶史』謹製の太麺と、
イイ感じに絡んでカレーの醍醐味が味わえる!
ここの店主?みたいな方に話しかけられたが、
通常は牛の上(うわ)ミスジを使っているが、
今回はたまたま黒毛和牛の良い肉が手に入り、
味は旨いが脂分が多くてルーが緩くなるため、
調理の過程でかなり脂分を取り除いたとの事。
カレーとしてはブレの範囲内かもしれないが、
スープとして麺と併すとなると話は別である。
肉の部位により味が変わるのはもちろんだが、
脂量はさすが料理を提供する側の目線であり、
興味深い話しが伺えて私的にも有意義だった!
必然的に残ったスープに追い飯投入となるが、
カレーと言うよりカレー味のおじやな感じ(笑)
サラサラッとお茶漬けみたいに流れて行くが、
気づいた事はレンゲのすくう部分が小さめで、
私のようなオッさんには少々品が良すぎた(笑)
でも間違いなく教科書的なカレーそばであり、
追い飯まで含めてカレーを楽しんで頂きたい♪