昭和29年創業の老舗ラーメン店『草木ヶ原』
ハウステンボスに向かう途中ラーメンを実食。
入店は13時過ぎだがほぼ満席の盛況ぶりで、
店員は一見客を寄せ付けぬ結界でもあるのか、
目線すら合わさず注文も取りに来ない有様で、
余計な駐車料金を払わされるのも納得できず、
かなり強引に店員を呼びつけて注文を通した!
細くて狭い厨房はお婆ちゃん2人がメインで、
麺上げ担当と盛り付け担当に専従されている。
他にコンロ前で鍋振りの担当と給仕担当など、
分業で4〜5人がてんてこ舞いの状態だった。
確かにお客の扱いはかなり雑な感じだったが、
私はかなり白髪頭だったのでお婆ちゃん達も、
それなりに気を遣った応対をしてくれたけど、
私より若い客にはかなり無愛想な応対だった…
ラーメン 600円
もやしが入る北九州系にも近い盛り付けだが、
はっきり言って麺の湯切りが緩そうだったり、
焼豚が丼ごとに微妙に盛り付けが違ったりと、
かなり適当だが果たして本当に大丈夫なのか?
疑いを払拭出来ないまま一口すすってみると…
旨い…悔しいけど旨いとしか言い様が無くて、
常連以外には無愛想だし微妙な盛り付けだが、
とにかく優しい味わいで老舗らしさを感じる。
麺は中細でダマになってる部分も正直あるが、
そんな事は関係なく一気に完食してしまった!
昼間はサービスでおにぎりが2つ付くのだが、
それを断ったらお婆ちゃんに怪訝な顔された。
臭さ・クドさ・脂っこさなど一切感じさせず、
ぽってりとした口当たりのいにしえ系豚骨に、
まんまと胃袋を鷲掴みされた昭和のオッさん♪