福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『六長屋』春日市(九州ウォーカー参照)

同じ日に『郷屋』を出て、 “みおせるさん”のお勧めで訪れたのがこのお店だ。
どうしても玄関前に停めたかったのだが、間口が狭くて中・高生のチャリがやたら多くて、何度も切り返しを必要とした。


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店内は13時半にも関わらず満席で、中・高生がガニ股で偉そうに座っているので、椅子はあるのにスペースがない。


ブルドックに似たおばちゃんが居て、以下このおばちゃんを“ブル”と呼ばせて頂く。


セルフのお冷やを汲もうにも、グラスの回転が間に合っておらずストックが1つもない。グラスの事を“ブル”に伝えると「すぐお持ちします。」と言われ、ラーメンを注文して席に着いた。


壁にはメニューの他に、地元放送局やグルメ誌が取材に来た時の写真やサインが貼られ、何となく気忙しい感覚を強いられる…。



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六長屋式博多醤油豚骨530円


おやっ?


私よりも先に入店した高校生が居るのに、私の方が先に運ばれて来たぞ…?

と思った次の瞬間、その高校生達は“ブル”に注文を始めた…。


確かに客は多いし、店内だってかなり狭いと言っても過言ではないが、最低限の下膳でありきちんと机も拭けていない。

大将がラーメンをさばき、店員の一人が注文とレジと炒飯・餃子をさばき、“ブル”が注文と給仕と下膳で回していた。

忙しいのは分かる、だが“ブル”は給仕と下膳で精一杯の仕事量らしく…
接客業にも関わらず、客が声を掛けると口癖のように「少しお待ち下さいねぇ」を連発していた。


お冷やも来ないままだ…(涙)


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余談が長くなった、ラーメンに話を戻すがスープを見て一瞬驚いた。
醤油豚骨と言うよりも「醤油色の豚骨」だったのだっ!!!!


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確かにベースは豚骨と分かるが、醤油の風味が前面に出ていてしょっぱさがガツンと来て、身体に悪そうな感じを受けた(笑)


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細麺も茶色に染まっているが、茹で加減やスープとの相性はなかなかの物で、刻みネギもきちんと役割を果たしている♪


炒豚も薄味だが、ほんのり香ばしくこのスープを浸すと丁度良い感じになる(笑)♪


いゃ~バランスが取れてる、身体に悪そうなスープは飲み干してないけど、総じて美味しい一杯であった。


学割で「小中高ラーメン350円」って商品があり、チャリの学生どもはその商品を頼んで食べ終えると、

学生「替え玉のバリ2つ~」

ブル「はい、7番バリ2ね~っ!!」

学生「こっちもカタ1つ~」

ブル「はい、3番さんカタ~っ!!」

と、学生の替え玉合戦が始まるのである。
替え玉ばっかりする学生のお陰で回転率も悪く、待ち客を出す要因になっているのだ。


レジからは
「ラーメンとカタ4つね~」
「セットとバリ3つかね?」
等と、ブルじゃない方のおばちゃんが替え玉の数を確認していた。


因みに私を含めて、私以降に来たお客さんは誰もお冷やを出して貰えなかった…(涙)


リピーターしませんっ!!