福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『宝来軒』福津市津屋崎商店街(春の嵐?)

結論から先に言おう…


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今日のスープは間違いなく当りだったっ!!
表面の膜の張り具合から言っても完成度は高く、空腹に任せて大盛りを注文した自分を誉めたぐらいだ(笑)♪


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しかも昼飯時だったためか、大将は私のラーメンの湯切りを済ませると奥に引っ込んでしまい、それ以後のお客は女将が湯切りを行なっていた。
地元の高齢者も食べに来るためか、麺は1本1本が20cmほどの長さで揃えられており、途中で麺を噛み切る必要もなく思いっ切りすすれる。


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臭味はきちんと抑えられ、ストレートに豚骨の深い旨味を引き出している。
表面の脂や、スープ全体のトロミなど絶妙なコッテリ加減で、食べ始めから唇周辺はベタついてしまう(笑)


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極には属さない細麺だが、これがスープを引き上げる強力な武器を備えている…
私は「昭和の香り」がするラーメン屋にとって、僅かに粉っぽさを感じる麺は必須アイテムだと言いたいっ!!


周辺には県下唯一の“水産高校”があり、きうちかずひろ先生の『ビーバップ・ハイスクール』にも登場してくる、戸塚水産高校のモデルになった学校としても有名である(笑)
が、他は学生がウロウロするような商店街でもなく、客の大半が地元の住人かこの近辺に勤める方ばかりで、店のバラック感と客層がピタッと一致する模範的な例と言える。


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炒豚は職人ワザで極薄にスライスされ、プルンとした脂身だが余計なしくこさを感じさせない。
スープに浸されたお陰で、パサッとした肉質を感じることもなく美味しく頂ける♪


キレが欲しけりゃ、コショウを振るこったなぁ…
ピリッとした、アダルト好みに変身しやがるゼェ!


今日の福岡県地方は、各所で春の嵐のような強い風に見舞われていた。
店の裏側には、津屋崎海岸に面して数台駐車できるスペースがあるが…
砂浜の白砂が舞い上がり、空気中に研磨物質がが含まれたような状態…


これ以上車の塗装が痛むのは極力避けたいため、余分に1つ信号待ちををして店の表に駐車しなおした。


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メニューも、ラーメンの「大」と「並」の他にはご飯があるのみで、「餃子」や「炒飯」もラインナップされない素朴な構成だが、安定した和の顧客を掴んでいるっ!!
カウンターには、割り箸と蓮華の他にはコショウが置かれるのみで、紅生姜にも辛子高菜にも頼らない無骨さも素敵だ♪



↓順位が安定しつつあります、皆さんありがとう御座います。
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