前回、まだ復活を果たしていなかったために涙を飲んで、そのしょっぱさを紛らわすべく塩ラーメンで自分を誤魔化した。
あれから約半月が過ぎ、例年ならば“九州場所”と同時期にラインナップされるため、胸を借りる思い出『どさんこ』へ。
私の勘は見事に“大金星”を獲得した、大好物「かき味噌ラーメン」が再開していた。
迷わず立会いに臨んだが、店員のリアクションが薄く“肩透かし”を喰らった気分だ。
関取の如く“どすこい”って感じさせるルックスである!
味噌の力強さと、力士を連想させる牡蛎の身が丼を囲む!
ネギ山の下にモヤシが敷かれ、まるで土俵の“徳俵”だ。
牡蛎1粒が『リンガーハット』と比べると倍以上もある。
口の中でぷりっとした食感を誇り、戦いを挑んでくるっ!
熱々にも関わらず、肉厚で身が固くならず程よい食感だ。
通常の味噌ラーメンより、出汁も濃い目に仕立てられる。
ちぢれ麺との相性は、まさに“がっぷり四つ”の取組み♪
丼という名の“土俵”には、唐辛子の薬味が添えられる。
まるで“張り手”を浴びた様な辛さが口の中に広がった。
後は一気に“寄り切り”か“上手投げ”で勝負を決める。
やっぱり牡蛎ラーメンは、この商品に“軍配”を上げる。
本当に、個人的に“懸賞”をあげたい迫力の一番だった。