福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『来々軒』宮若市市役所向かい(サプライズ)

『黒門』で芸術的な昼食を済ませた金曜、私は家路を急ぐつもりだった。
が、久し振りに岡垣や水巻を「ぶらタモリ」しようと、進路を変更した。


その途中、道路表示板で「宮若市」の文字を目にしてフッと思い出した。
麺族の「新麺会」で、ケパサ先輩から頂いた興味深い内容の情報である。
何と「スープが透明な豚骨を出す」店が、市役所の向かいにあるらしい。


宮若市、以前に『玄黄』が存在していた頃は月イチぐらいで通っていた。
が、『玄黄』が移転してからは行く機会がなくなり、多分7年ぶりかな?
驚いた事に、その後にテナントした『一源亭』がまだ営業を続けていた。





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ノスタルジックな佇まいも、ケパサ先輩の話を聞いた後では輝きが違う。
古い店舗だが掃除が行き渡っている、これは私的にかなり高ポイントだ。
大将的な方はおられず、女将さんと給仕の年配女性の二人で回していた。











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ラーメン 480円


無色ではないが、本当にスープが透明にも関わらず香りは豚骨そのもの!
多分、東区吉塚『いけ麺』以来だと記憶するが、歴史は断然ここが上。










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若干コショウの風味が強めだが、豚骨としては個人的にかなり高水準だ。
淡いにも関わらず、きちんとした旨味が引き出され、つい飲んでしまう。
驚いていると「福岡の方には珍しいみたいですね」と女将が話てくれた。










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細麺だが茹で時間は長めで、鍋に投入して2~3分はフタを閉めていた。
卵が配合されているのか、黄色っぽくて心地よい弾力と喉越しが特徴だ。










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特筆すべき点は、この薄く刻まれた筍が『植木ラーメン』との共通項で、
何と『植木』の大将はこの店で修行を積んで、独立されているのである!










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本当に旨かった、スープとの絡みも素晴らしく再来する事も間違いない。
この「いにしえ系」との遭遇は収穫で、月イチぐらいで通いたいお店だ。
ケパサ先輩、私はビンゴでしたので次回は現地集合でご一緒しませんか?










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因みに、店舗をサイドから眺めると更なる驚きの事実を気付かされた…。
この屋根の形って、どう見ても「わらぶき屋根」にしか見えないのだが?



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