福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『ラーメン来々軒』宮若市旧市役所庁舎前(市役所がない…)

金曜日、献血を済ませて栄養補給しようと宮若市までひた走った。
ところが交差点で、宮若市役所に向かう案内表示が今までと逆に…
一瞬「えっ?」と思ったが、自分の記憶を信じて交差点を右折した。








イメージ 1


間違いではなかったが、役所庁舎は取り壊され駐車場に様変わり…
新たに、宮若コミュニティセンターが開設され景色は一変した…(涙)











イメージ 2


多分1年半ぶりぐらいだが、色々な意味で衝撃を受けた老舗店だ。
酒宴でご一緒したケパサ先輩より、気になる紹介のされ方をして…
実食して、色々な意味で嬉しい衝撃を与えられた老舗ラーメン店♪
当然ラーメンを注文するが、品書きのチャンポンが凄~く気になる…











イメージ 3


ラーメン 480円

丼が左側に寄ってしまったが、早く食べたくて仕方がなかった(笑)
決して派手さや艷はないが、老舗の揺るぎない風格が漂っている!










イメージ 4


この店一番の特徴は、豚骨にも関わらずスープが透明なのである!
ケパサ先輩からも、透明の豚骨スープを出す店だと知らされていた。
屋号の『来々軒』も、漫画に出て来そうなベタさが気になると…(笑)


しかしながら、ここのスープは一口頂くと豚骨の概念を覆される!
スキッとした飲み口で、胡椒のピリッとした味わいが後味で残る。
言われなければ、豚骨と気付かずに塩ラーメンと勘違いしそうだ。









イメージ 5


この店のもう一つの特徴が、極薄に刻んだ筍を甘めに炊いた具材。
薄い味付けでスープとの相性もよく、シャクッと心地よい歯応え~♪


この筍は、修行された直方市の『植木ラーメン』でも頂けたのだが…
残念な事に『植木ラーメン』は昨年の春、惜しまれつつ閉店された。
パサッとした肉質、ガシッとした食感の炒豚もお約束の懐かし系~♪










イメージ 6


別アングルで改めて申し上げるが、これは豚骨スープの映像である!
かなり澄んだ表情だったり、淡い琥珀色の表情を見せる時もあって…
味わいを含め、本当にガラベースの旨い塩スープとしか思えないっ!


この複雑かつ素晴らしいスープは、勿論、麺なしでは語れない(笑)
いにしえ系では細麺の部類だが、表面がツルツルッと気持ちイイ~♪
なのにスープが程好く絡み、チュルッとした喉越しも本当に上質っ!


申し分ないが、豚骨でこの味わいは私的には上手く表現できない…
これが鶏ガラなら率直に言えるが、豚骨でこの味わいは正に驚き!
どうしても、実際に食べて頂いてそれぞれに旨さを感じて欲しい…


●かしわ飯のおにぎり皿

●おでんとかチャンポン

●昔の博多の豚骨は透明


お店の商品とか、女将さんが発した言葉とか気になる事だらけで…
国宝だの重文だのと言わないが、県の無形文化財レベルだと思う!


ヤバい…(涙)


私の月イチで通うリストに、深く刻まれた愛すべき老舗の旨さだ~!


イメージ 7



以前、店内にはお手製の広告が入ったティッシュが置かれていた。
が、この時はカウンターのどこにも見つける事が出来なかった(涙)

実は『来々軒』に対して、ティッシュの広告には『来来軒』だって…?
それについては、チャンポンと併せて次回訪麺時の確認事項だ(笑)!


↓良かったら、クリック頂けると嬉しい限りです。
https://gourmet.blogmura.com/ramen/img/ramen88_31.gif
にほんブログ村 グルメブログ ラーメンへ(文字をクリック)