福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『正龍軒』古賀市青柳 工業団地そば(地元贔屓)

6月の訪問時、挨拶すると大将はコンロに移動、



女将さんは野菜を刻む包丁の音で相槌を打った。


















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チャンポンを注文するや中華鍋を火にかけ始め、



油を加えキャベツや人参をカシャカシャと炒め、



チャンポン麺を投入しじっくりと味を吸わせる…


















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チャンポン 600円



店内奥の席は、蛍光灯が一段と暗くなっていて、



ノスタルジックな雰囲気をより一層際立たせる。



豚肉は細切れ、キャベツは芯に近い部分が多く、



ピンクの蒲鉾は扇形に刻まれるのがココの特徴。



ラーメンで頂くよりも豚骨の濃度が煮詰まって、



野菜やチャンポン麺にしかっと絡んで離さない!


















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徐々にお客が増えだしてそそくさと退散したが、



はぼ半数の客がチャンポンを注文する人気ぶり♪



で、先週土曜日に出掛けてラーメンを注文した、



女将さんから「ほんと暑いねぇ…」とため息が…



それでも大将は平ざるで黙々と湯切りをこなし、


















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ラーメン(並)500円



この素っ気ないルックスに惚れ惚れしてしまう、



無造作に刺されたレンゲも大将の長年の角度で、



横からのアングルでも画になるアイテムと化す♪


















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相変わらずスープの表面にはピシッと膜が張り、



いにしえ系豚骨の王道たる味わいを奏でている。


















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やわ茹での中細麺がこれまた塩梅よく絡みつき、



ぱさっとした煮豚や極細に刻んだキクラゲなど、



絶妙な老舗の味わいを心ゆくまで堪能した中年♪



津屋崎『宝来軒』と同様に地元の人気店ながら、



後継者が居ない事は本当に気掛かりでならない…