『味のまるい』福津市旧道沿い（今週のまるい）

半分ぐらいの客入りだが、若女将は居らず配達は大将が担当だ。
麺上げは大女将さん仕切り、普段給仕のオバちゃんが炒飯担当。
その守備範囲の自在さこそが、この店の凄さで客に安心を与える。

スペシャルラーメン ７００円

３０回噛むことを心掛けて、具材の多いこの商品は打ってつけだ。

丼の中央から放射線状に、炒豚が７枚も飾り付けられ可愛らしい。
まるで炒豚が「ひまわり」か「太陽」の如く、丼の表面で輝いている。

炒豚をめくると中央に、平積みされた大ぶりのメンマがどっさりと…
麺と絡めながら、食感の違いを楽しみながら、噛む回数も稼げる。
しかも後から出てくる出てくる、全部で１４本もここに隠れている！

常に満足感を与えてくれるスープ、これにメンマの風味が加わり…
ほのかに甘さが感じられ、ノーマルとは少し違う美味しさを見せる！
ヤワ茹での細麺に、大女将さんの年期と業が映し出された一杯だ。

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