福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『手打ち蕎麦 花音』古賀市美明(お年始)

今日の午前中に用事を済ませ、散歩がてらに『花音』へ。






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年明けに相応しく、木目込みの七福神が迎えてくれる♪


遅めの訪麺だが、年輩のご夫妻が先客で二組おられ…


店の中央にある、四人掛けの食卓に一人で腰を降ろす。


挨拶を済ませ、年明けは御神酒の代わりに王禄を頂く。












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外気は肌寒いが、やはり旨い日本酒は冬でも冷だなぁ~


淡麗ですきっとした後味、昼間から頂く素敵な罪悪感♪












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いつもの肴…、おやっ?


烏賊の雲丹和えが、茎山葵和えに代わっているけど?


女将さんに尋ねると、仕入れ先が扱わなくなったとか。


すきっとした王禄には、茎山葵の辛味も似合っている。


と、絶妙な頃合いで女将さんがもう一合注いでくれた。












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〆の笊蕎麦


まだ新蕎麦の名残りで、瑞々しい歯応えの茹で上がり。


かえしを浸けず、数本すすって蕎麦の味わいを楽しむ。












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冷たい葛豆腐が、火照った身体に気持ち良く染み入る。


でも、この豆腐を摘まみながら飲むのも、悪くないが(笑)












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山葵と共に、鼻先に抜ける香りを思いっ切りすすって…


猪口に残った王禄を飲み干す、罪悪感と優越感が交錯。


蕎麦を肴に酒を嗜む、私などはまだまだ真似事の段階。












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どろっと濃いめの蕎麦湯を味わう、余韻を楽しむ一杯。


これを楽しめる年齢になった、少しは大人になれたか?












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と、女将さんからご好意で、冷たい珈琲が振舞われた。


私の顔が赤らんでいて、酔い覚ましにどうぞと頂いた。


そんな心遣いこそ、大人の余裕であり懐の深さである。


私にとって大人の隠れ家。


それは、大人の振る舞いや心得を教えてくれる隠れ家。




★★★★★