寒さの訪れ方が、かなり雑だったおかげで、
着るモンと食いモンの選択も雑になる週末。
おでんとかモツ鍋とか餡掛けとか熱燗とか、
呑み屋は控えているが誘惑も増える年の瀬。
チャンポン 550円
熱々に炒められた野菜とスープが選択理由、
ピリッと効いたコショウで胃袋もスイッチ。
本来、この店の鶏豚骨は少し澄んでいるが、
豚肉や野菜のエキスで濁って泡立っている。
さっぱり系ながらも独特な力強さが備わり、
チャンポン麺に絡んで中年の心まで満たす。
で、その3日後…
中途半端な時間帯でカウンターはガラガラ、
常連客は当たり前に四人席を一人で陣取る。
焼きめし 500円
私が焼きめしを頼んだのは数年ぶりだった、
注文すると従業員さん達が軽くざわめいた。
隣席の若者はラーメンと焼きめしを注文し、
すぐにざわめきは一蹴されて、英雄は瞬殺…
運ばれた焼きめしは所謂しっとりタイプで、
盛りの良い所にスプーンを入れて頬張ると、
激熱でハフハフと焼きめしの醍醐味を堪能。