昨年8月に訪れて、その味わいに感激し、
再訪の機会を狙っていたがようやく実現。
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薬王寺温泉に続く通り沿いにある案内板、
矢印に沿って道を進むと看板が出てくる。
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枝のやかんや足元に転がる石臼がご愛嬌、
土日限定の蕎麦は予約優先で提供される。
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ここのお勧めは十割手打ちお蕎麦ランチ、
薬王寺の水に拘り、油を使わない調理で、
季節の野菜や手打ちお蕎麦が味わえる膳。
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とにかく手間の掛かりように驚かされる、
針の如く細く刻まれた牛蒡の胡麻酢和え、
茹でた玉葱のピューレを葛で固めた豆腐、
プチトマトの湯剥きは地味に面倒な作業。
ご飯は韃靼そばを加え炊き込まれており、
下拵えを含め店主一人で調理されている。
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蕎麦の前に出されたのは天然利尻昆布水、
上品な昆布風味で口腔がリセットされる。
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お蕎麦は石臼で挽いた無農薬の九州産で、
出汁には鹿児島産一本釣り鰹節が使われ、
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夏場の蕎麦にも関わらず香りが鼻に抜け、
互いの風味と旨みが高い次元で融合する、
蕎麦湯も濃い目でかえしも残さずに堪能♪
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全て国産の本葛を使ったそばのデザート、
甘さ控えめで散らされた韃靼が芳ばしく、
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お店の方の対応も良く後客も続々と来店、
山間の立地でも旨けりゃ客はやって来る、
そんなセオリーが感じられる地元の銘店♪