店主:行徳貫さんが逝去されてから約3ヶ月、
私がその事実を聞かされたのは10月初旬で、
彼の携帯に連絡したがもちろん出る筈もなく…
みおせるさんに確認し現実を受け止めた次第。
12月18日、彼の意志を引き継いだ身内と、
以前に彼の右腕として勤めていた宮崎さんで、
塩と醤油を主軸に再出発を果たす事となった。
入店するとすぐに奥さんが気付いて下さった、
厨房では宮崎さんがスタッフの作業を見守る。
塩らーめん 700円
四角ぃ焼豚と赤ちゃんの耳みたいなキクラゲ、
一口すすれば記憶に残る味わいと重なる旨さ♪
麺は細めの平打ちでふるふる食感で私の好み、
持ち上げると丼の中でスープが混ざり合って、
柑橘の上品な風味が口いっぱいに広がる趣向。
頃合いを見計らい奥さんが話し掛けてくれた、
病床での様子や退院後の新たなスープの構想、
お客様との思い出やお礼の言葉なども頂いた。
都合がつかず2年越しだった彼と飲む約束は、
果たせないまま二度と叶わぬ約束となった…、
何とか時間を作り果たしておくべきだった(涙)
丁度客も途切れて宮崎さんが食事に出て来て、
今日だけのヘルプだろうが頼もしい存在感で、
今回の復活における彼の貢献度はかなり高い。
でも何より奥さんが笑顔で話してくれた事が、
嬉しかったし改めて応援しようと心に決めた!
少しだけ涙でしょっぱく感じたのはナイショ♪