以前『ラーメン通天』が営業されていた店舗に、
黄色い『しんちゃん』という看板が掲げられて、
店先には「鯛塩ラーメン」の幟が刺さっていた。
入り口の中央には「製麺屋慶史」札が下げられ、
それだけで勝手に私の期待は高まってしまった。
品書きを眺めると豚骨や味噌ラーメンの他にも、
チャンポンや焼きそばなどの麺類がメインだが、
ステーキ・ホルモン・チキン南蛮・生姜焼など、
お肉系の定食が7〜8種類ほど記載されている。
鯛塩ラーメンは専用の品書きが用意されていて、
ふくつ観光協会プロデュース?と書かれている、
だとすればある程度リサーチされているハズで、
迷う事なく「鯛塩ラーメン下さい。」とコール♪
鯛塩ラーメン 600円
運ばれて来るなり鯛出汁の香りがふわっと漂い、
スープの美味さはこの段階で間違いないと確信!
一口すするときちんと搾られた鯛出汁の旨味と、
味わい的に「潮汁」っぽく効かされた塩ダレが、
どこかで食べた覚えのあるテイストに仕上がる。
●肉厚約4ミリのチャーシューが2枚
●カットされたかた茹での玉子が1個
●『製麺屋慶史』謹製で多加水の細麺
他にも脇役ながらシナチクが10本!
これで1杯600円はかなりのコスパと言える。
豚骨や味噌を食べておらず何とも言いがたいが、
仮に豚骨が細麺だったとしてその麺の流用なら、
私的には太めのちぢれ麺の方が似合う気がする。
ふくつ観光協会プロデュースとは恐れ入ったが、
願わくば具材に鯛のほぐし身を乗っけてみたり、
あおさ海苔・ワカメなどの海産物を乗っけたら、
さらに磯の風味が増してビジュアルも映えそう♪
カウンターには土産用生ラーも販売されており、
魚介系のアレンジはそちらでお試し頂きたい(笑)