手書きの屋号で、唐揚げやチャンポンも看板メニューのラーメン屋。
店内には飾りっ気もなく、年輩のお客さんが多いのが特徴のようなラーメン屋だが、客の注文の大半は「チャンポン」と「空揚げ」だったのには本当に驚いたっ!!
大盛りラーメンを頼むと、臭みを上手く抑えて豚骨のコクと甘味を引き出した、あっさり目の味ながらもトロっとしたスープで、中細麺にもしっかり絡むなかなかのラーメンだった。
焼豚もほど良く味が染みて、適度な歯応えを残す柔らかさでまずまずだが、この店の注意点として
①レンゲが置かれていない
②麺の量が確実に他店より多い
③とにかくスープが熱くて冷めない
このため、先にスープを味わうには熱々の丼に直に唇を付けなければならない。
具もシンプルだが、スープの味わいと麺の量がパワフルな1杯だった。
残念なお知らせだが、昨年の夏ごろだったと記憶するが通り掛った時に、テナント募集の張り紙がされシャッターが降ろされたままで閉店していた。
味・ボリュームともに申し分ない店だっただけに、???な想いが強いラーメン屋だった…(涙)