福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『さつまラーメン』JR東郷駅そば(再会編)

一昨日、訪れたもののシャッターが降りていたので断念して、再訪を試みるべく今日の昼休みに宗像まで車を走らせた。
店が近付くと、入り口に人の出入りを確認してとりあえず一安心、車を停めて店に入ったのだが…


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そ~言えば、入り口に「店主が交代する」みたいな張り紙はなかったぞ?
更に驚いたのは、店に入って最初に挨拶してきたのが“女将さん”ではないかっ!!


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とりあえず、戸惑いを隠しながらもカウンターに腰を下ろすと、若大将がかっこいい短髪にリニューアルされており、何よりも嬉しかったのは元大将の姿がそこにあった事だ。
大将が「脳梗塞後遺症で…」と書かれた貼り紙がなくなり、新たにメニューに加わった“炒豚”と“野菜”の告知が貼られていた。


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もう一つ違う点は、祝い花の鉢植えが通路やカウンターに飾られており、札には「開店おめでとう」と記載されていた。
屋号は守りながらも、新しい大将による船出を果たしたことの証なのか、少なからず切なさを感じたのも否定しない。


相変わらず私は「醤油の大盛り」を注文したが、今日は客の半分以上が近所の高校の生徒さん達で、私以外はほぼチャーシュー麺を注文していた。
当り前のように女将さんが中華鍋を操り、若大将が麺の湯切りをしながら大将が丼を準備して、お互いを邪魔することなくリズミカルに注文をこなす。


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醤油大盛り580円


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変わらない、スープをすすった瞬間に脳内麻薬がドドッと分泌され、以降、脳から伝わってくる信号は全て「旨い♪」としか変換されなかった(笑)


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醤油の色を除けばかなり透明度の高いスープで、表面からも麺の細さが視覚的にも分りやすい。


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炒豚に大きな変化は見られないが、元大将では仕込める量に限界があったのかも知れない。
脂がトロッとして身も柔らかくスープを邪魔しない味付けなので、チャーシュー麺は間違いなく旨いと断言できるっ!!


今日は、炒飯のオーダーが少なくチャーシュー麺が多かった事もあり、女将さんが湯切りをしたり元大将が丼に炒豚を並べるなど、忙しさでお店の代替わりについて話を伺える状況ではなかった。


だが、いつもの忙しさと女将さんの笑顔がそこにあるだけで、こんなにも喜びを感じる私は立派な変態なのかも知れない…


お恥ずかしながら、店を出たところで嬉し涙をこぼしてしまった~(笑)♪


次回は「野菜ラーメン」を頼んで、女将さんと少しでも話せたら詳細を聞いてみよっと。