『南京ラーメン黒門』遠賀町（とりあえず速報！）

今日、週休だった私は毎月のお務め“献血”を果たすべく、八幡にある北九州血液センターに出掛けた。
ついに１０１回目、ワンちゃんとかプロポーズとかが似合う響きであるが、ご褒美として帰りに『黒門』を堪能すべく、成分献血を済ませて遠賀町まで車を走らせた。

いつもの暖簾をくぐって…

来月３日はお休みらしい…
いよいよ海苔の仕入れか？

はとしさんの『いちげん』の日記によれば、今年も１１月から堪能できると書かれていたが、果たして『黒門』や如何に？

１３時を少し過ぎていた、カウンターのほぼ真ん中に座って並盛りとおにぎりを注文。

程なくしておにぎりが登場。

少し遅れてラーメンも登場。

記念すべき集合写真である。
いつもと違う小皿にご注目。

じゃじゃ～ん、有明海苔♪

マジ驚きで大将を見ると、「有明から土曜日に入ったとよ。」とコソッと教えてくれた…(涙)
何度かリピーターしてるし、必ず喰う前にデジカメで撮影してるから憶えて下さったのか…？
はやる気持ちを抑えながら、まずは素のスープを味わって最初のエクスタシーを迎えたのだ♪

おにぎりも三等分に割って、１つはニンニク醤油を垂らして米そのものの旨さをかみ締めた♪
今日は蓮華に乗っけて、スープに浸して“プチ雑炊”で楽しむことは敢えて控えようと決めた。

もっとエレガントで、官能的な味わい方があることに気付いたからである…ジュルッ♪

半分ぐらい基本形を楽しんだ所で、いよいよお楽しみのプレーを敢行することにした…
スープと言う名の「泉」に、やさしく有明海苔を挿入…じゃなくて投入したのである!!
失われていた潤いが、海苔の繊維を１つ１つ解きほぐして行くようにトロけてしまう…

この、少しスープを吸った状態の海苔を箸ですくって、おにぎりに乗っけて食べてみた。
２度目のエクスタシーを迎えた…、三等分のおにぎりは官能的に私の胃袋を魅了した…。
まるで一戦交えた後の乱れたシーツの如く、スープ全体に乱れた海苔を散りばめてみた。

美しさと淫靡さは紙一重だと感じた、艶やかなエメラルドグリーンに変貌を遂げたのだ。
乾いた身体が満たされた瞬間、丼は有明海の豊かな恵み一色に染まるのである…
磯の香りが加わり、繊細なボディに秘められた海苔の旨味で３度目のエクスタシー確定。

６月以来、４ヶ月ぶりのカラミは本当に農耕なベッドシーンすら連想させてくれる(笑)
後は一気にラストスパート、この海苔を最後まで味わい尽くすにはコレしかなかった…

完杯であり完敗である、空腹だけでなく本当に心も満たされたエクスタシー昼食に乾杯。
まだ、く～ぱ～さんの日記でもはとしさんの日記でも海苔の事は書かれていなかったので、ちっちゃな優越感まで頂いて店を後にした(笑)
１３時半「お湯の入れ替えをしますので、少しお待ち下さい。」と、入って来たお客に了解をとる場面を目にした。
食べ終えて大将にお礼を言おうと思ったが、真剣に入れ替え作業を行っていて言えなかった。