今年の1月19日、前触れもなく閉店した『神風亭』。
店は取り壊され、見事にさら地にされた店跡には…
移転する事を後に聞かされ、とりあえずは一安心。
ただ宗像だと、会社の昼休みに出掛けるにはちと…
でも~この張り紙こそ、また口に出来る保証書(笑)
感無量である、今日が半日勤務で本当に良かった!
事情があり、到着は閉店の30分前だが先客多数。
暮れの挨拶以来、実に2ヶ月半のご無沙汰である。
不思議なもので、再会の感激は以外と普通だった。
前の店舗でも掲示されていた、品書きも移築され、
元の店舗は大将がバラして、使える木材は流用し…
よく見ると、そこかしこに見覚えのある店内装飾。
カウンターの椅子や間仕切りも、違和感なく移植!
更に店を手伝ってた女性も、当たり前に居らした♪
鴨せいろうどん 650円
大将曰く、鴨を頼むのは元の店からの常連だけ(笑)
産直市場の隣で、かなり年配のお客が増えたとか。
お陰で開店初日から、量が多いとのクレームが(笑)!
開店の振る舞いで、麺は大盛りで出して下さった。
温かいつけ汁に、葱と柚子胡椒をパラッと散らす…
以前と変わらず、薄切りだが鴨肉が5枚も浮かぶ。
肉の旨みを残しつつ、歯ごたえも楽しめる存在感。
個人的にお勧めの細麺は、雪山を連想させる美肌。
きちっと〆られコシがあり、喉越しだって心地よい。
どっぷりと麺を浸し、その旨さを全身に絡ませて…
久し振りの対面、我慢出来ずに思いっきりすする!
鴨の旨みと脂を纏い、滑らかな食感に思わず舌鼓。
視覚と味覚と嗅覚、そして喉と胃袋で五感を満喫。
触覚と聴覚には申し訳ないが、食の五感は自己流。
自分でも、驚くぐらいのペースで一気に平らげた!
大将曰く、この辺りは水が売り物になる綺麗さで…
麺を打つにも茹でるにも、すめを仕込むにも名水!
だが、大将の感覚では違いが分からないらしくて…
勿論、愚舌の私にもその違いは分からなかった(涙)
何でも、元の店舗は家主から「売れた」との理由で、
告知から、10日以内での退去を余儀無くされて…
次の店舗の宛もなく、建物の撤去に追われたとか。
でも…、夜逃げとかじゃなくて良かった、一安心♪
私の連絡先は、会社しか知らせていなかったので…
偶然食べに来た会社の部下に、移転の経緯を託し…
相当ドタバタ劇だが、大将はいつもの笑顔と口調♪
この大将の人柄は本当に素晴らしい、と言うのも…
既に、新しい常連さんをきちんと獲得されてたっ!
店の雰囲気も、丼も味も大将の笑顔もまんま移転。
※業務連絡
らうちた@kazuさん、本気で嬉しかったです(感涙)♪
( ̄▽ ̄)