雨ばかり 晩夏の昼は 『白龍軒』
ピーク過ぎ 先客おらず 貸切で
てきぱきと 丼洗う 若女将

禁断の 炭水化物 あわせ業!
声高に ラーメンセット 響き良し
お約束 辛子高菜と 小ごはん

この辛さ 米と掻き込み 喉鳴らし
脇役は 葱とチャーシュー 潔く
軟らかく スープの上を 覆う膜

すする度 老舗の旨さ 沁み渡り
カタ麺に 葱と豚骨 絡ませて
調理場で 汗だく姿の 女将さん
片付けに せっせと動く 若女将
僅かだが 交わす会話も 心地よし
疲れてて 頭まわらず 五七調…