地元の洋食屋さんとして親しまれていたが、
店主が体調を崩されたことにより療養の為、
先月26日を最後に惜しまれつつ閉店した。
大胆な壁のトレードマークもこれで見納め、
カラフルな店内の壁紙やファニチャー達も、
娘の誕生日にお世話になった思い出も全て、
ここが無くなるのは本当に残念でならない。
最終日の夜に予約して餞の気持ちも込めて、
なるべくお金を落とそう肉料理を2品頼み、
残っているハウスワインをあるだけ注文し、
相方と臨戦態勢で料理が出来るのを待った!
私のハンバーグ&ビーフ鉄板盛り
ここの料理はまさにお手本の様な味わいで、
飲食のプロが「既製品と思った」と称され、
フォンドボーも牛骨できちんと出汁を取り、
面倒な作業や下拵えも手を抜くこともなく、
店主一人で全ての料理を作り提供していた。
相方のレモンステーキ
サイコロより食べやすい厚さにカットされ、
それでも中はきちっとレアに仕上げられる。
営業時間も残り30分のところで追加注文、
店主が修行先から引き継いだ拘りの一品だ。
ハンバーグはふわっとしながら肉汁が溢れ、
大根おろしでさっぱりと頂けるありがたさ♪
残っていたワインは飲み干しハイボールへ。
カーニバル(パスタ入りグラタン)
糟屋郡新宮町大字三代の国道沿いにあった、
レストラン『COTTON(コットン)』
そこで人気だった看板商品「カーニバル」
閉店されたその店の味を継承されていたが、
とうとうその歴史にも幕が降りる時がきた。
玉子を崩しチーズやホワイトソースと絡め、
全体を混ぜ合わせてグイッと持ち上げれば、
カッペリーニぐらいの細いパスタとご対面!
グラタン系の味が好きな女性ファンが多く、
他にも中身がナポリタンのバージョンとか、
辛めに味付けしたバージョンなどがあった。
閉店時刻を迎えて、店主と話しをしながら、
思い出だったり互いの近況を話したりして、
今まで世話になった感謝の気持ちだったり、
お疲れさまの言葉を掛けて店を後にしたが…
また改めて再開すると彼は話していたので、
しんみりせずその言葉を信じることにした。
まぁ、店主とは個人的に連絡が取れるので、
今後とも応援を続けることに変わりはない♪