かなりの老舗店とネットでも紹介されていて、
2年前に訪れた時は休業要請期間だったのか、
残念ながら暖簾が仕舞われててフラれた同店。
店舗の並びにある駐車スペースに車を停めて、
暖簾をくぐった瞬間に目の前に広がる景色は…
渋い、厨房は壁を隔てた土間っぽいスタイル、
その壁面には木札の品書きがズラッと並んで、
令和どころか平成ですらあり得ない価格設定!
まんま「昭和」がタイムスリップした空間で、
ネットで見た数年前の品書きと同価格だった!
チャーシューメン 400円(税込)
基本のラーメンが1杯350円も驚異的だが、
まあまあ肉厚のチャーシューが4枚浮かんで、
50円しか変わらないとか信じられない所業!
と言うか、この間に消費税率も上がっていて、
税込価格が同じとなれば実質値下げって事か…
豚骨と鶏ガラとおぼしきいにしえ系のスープ、
そこはかとなく感じられる塩気及び魔法の粉♪
チャーシューの下にはキャベツが隠れていて、
これも「昭和」のノスタルジーを感じさせる。
中細のストレート麺がヤワらかい茹で加減で、
テロッとした口当たりでスープを持ち上げる。
麺の量は150グラムはありそうな腹持ちで、
様子見でご飯とかサイドを頼まず正解だった。
実家の母親ぐらいの年齢の女将さんが調理で、
やさしい口調で応対してくれるのも雰囲気で、
他の定食・丼物・街中華も試してみたくなる、
客の年齢層も50代主体でそれも安心できる♪