平日の13時以降だと駐車場も空いているし、
お客さんも少ないので店主とも話しが出来る。
今日は久しぶりにカレーを頂くつもりだった、
入店してカレーがあるか店主に尋ねてみると…
「カレーありますよ、カレーにしますか?」
やった♪、それじゃあ遠慮なくカレーを注文…
「カレーにしますか、ニラにしますか?」と、
わざわざ被せて来たので敢えてニラを注文(笑)
ラーメン(ニラ入り)520円
スープを眼にして思い出したがこのスープは、
ニラとバジルを基調とした調味ダレを使って、
風味とコクを加えた大人の味わいが楽しめる♪
豚骨だと基調は博多麺(細麺)での提供だが、
他にも2種類の麺から好みで選べる仕組みで、
私は個人的に好みの太麺をチョイスして注文。
食べ応えはもちろんだがスープの絡みも良く、
自称『豚骨でも太麺派』としてお勧めしたい!
ベースの豚骨は円やかな味わいのぽってり系、
ニラとバジルのタレが存在感を示しながらも、
決してどちらかが突出することなく共存する。
夏場は「夏バテ予防」冬場は「風邪予防」で、
ニラの栄養価や豚骨との相性を計算しながら、
この味わいに辿り着かれた陰の定番メニュー♪
替え玉は大人気の竹炭を練り込んだ黒麺だが、
すすり心地や喉越しを楽しめるココの逸品で、
かなり年配のお客さんも替え玉で頼んでいた♪
途中で『毎日新聞』に掲載された話しとなり、
お陰で遠方からのお客さんも複数いたらしく、
全国紙の影響力の凄さに改めて驚かされたが、
ヌードルライター山田さんの依頼だったので、
快く取材に応じさせて頂いたと話されていた。
基本的には「取材拒否」としている同店だが、
昨年暮れにNHKからの取材でTV出演され、
屋号や店主の仕事する姿が全国に放映された。
お店の紹介やラーメン番組ではなかった事と、
その番組内容に店主が使命感を感じたからで、
彼は「償いの心境でした…。」と語っていた。
奥さんが詳しい取材内容を話して下さったが、
何とも言えない切ないインタビューの内容で、
他の客が居なくなるタイミングを見計らって、
私に聞いて欲しかったとの表情が見て取れた。
自分達だけで抱えておくのが辛かったらしく、
お二人の真剣な想いが痛いほど伝わって来た。
※番組名『事件の涙』で検索できますとの事。