福岡の東濃く腹

50を過ぎて非豚骨が増えたなぁ〜

『中華蕎麦 はせ川』JR別府駅から徒歩5分(罠)

半月ほど前から右足がブチ腫れて歩けなくなり、

 

かかりつけ医から「感染症です」と診断されて、

 

抗炎症剤やら抗生剤やら利尿剤やら処方されて、

 

びっこを引きながら難儀な日々を過ごしていた。

 

 

 

 

 

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するとカミさんが「右足の湯治」と言い出して、

 

別府の温泉街まで運転してくれたのでならばと、

 

どうしても行きたい中華蕎麦があると懇願して、

 

初の訪問に漕ぎつけた別府市内で人気の同店へ♪

 

 

 

 

 

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【ご注意】

お店の通り及び周辺の道路は道幅がかなり狭く、

 

更に一方通行・侵入禁止のオンパレード状態で…

 

店先を通り過ぎようものなら絶対に引き返せず、

 

道路標識のワナで店からどんどん離れてしまう…

 

結局、別府の駅前通りを3周ほどグルグル回り、

 

店を確認してから15分以上も彷徨っていた(涙)

 

 

 

 

 

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昼営業ギリにも関わらず店主の笑顔に迎えられ、

 

インスタでのやり取りを話すと気付いてくれた♪

 

同店のデフォは中華蕎麦・つけ麺の2種類だが、

 

毎週水曜日に限っては通常メニューを出さずに、

 

限定メニューのみ提供されるスタイルなのだが、

 

まさに水曜の訪問となり初回から限定麺を注文!

 

 

 

 

 

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台湾まぜそば(ちょい飯つき)1000円

 

福岡はそれこそ「台湾まぜそば」専門店もあり、

 

個性派も多くて私もいくつか頂いてはいるけど、

 

どこも総じてパワフルな味とビジュアルだった。

 

 

 

 

 

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が、同店はニラや玉ねぎがかなり細かく刻まれ、

 

それぞれのクセの強さが上手に抑えられている!

 

かなり食べ易く挽肉や魚粉との相性も計算され、

 

それぞれの具材の存在をきちっと感じながらも、

 

全て混ぜ合わせると互いの主張が控えめになり、

 

見事に調和の取れた一体感を味あわせてくれる!

 

 

 

 

 

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もちろんガッツリ系の台湾まぜそばも好きだが、

 

主張の強い具材&風味よい自家製のちぢれ麺が、

 

タレと混ざって実にマイルドな台湾を演出する。

 

 

 

 

 

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僅かに辛味を感じるが全体的にはむしろ上品で、

 

ニラの個性や魚粉の風味が繊細にすら感じられ、

 

何より驚いたのは私以上にカミさんがハマって、

 

「美味しい!コレは美味しい♪」と連呼しながら、

 

夫婦揃ってハイペースですすりまくっていた(笑)

 

 

 

 

 

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もちろん丼に残った具材も追い飯をプラスして、

 

最後の最後まで余すことなく完食完杯したけど、

 

毎週水曜はその週の気分で店主さんが食べたい、

 

そんな麺を提供するとの事で納得の旨さだった♪

 

当然ながらリピート確定の素晴らしい味わいで、

 

次は必ず中華蕎麦とつけ麺を本気食いしてやる!

 

 

 

 

 

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※同店Instagramアカウントより引用

 

私のお勧めとして先ずはコインパークを決めて、

 

決めたらそこに駐車してナビに従い店まで徒歩!

 

迂闊に奥まで入り込むとえらい事になります(涙)

 

店の専用駐車場は御座いませんので悪しからず。

『古式長浜ラーメン 元祖長浜ドラゴン』新宮店

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福岡市西区横浜にある『長浜ドラゴン』の支店、

 

本日4月11日にグランドオープンを迎えたが、

 

元祖にも関わらず早朝の営業はなされていない…

 

 

 

 

 

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元祖『長浜屋』ぽい色合いの看板も泣かせるが、

 

店内も元のテナント『博多三氣』の面影はなく、

 

何気に『長浜屋』を連想する改装が施されるが、

 

券売機で油の量とカタからずんだれを選択して、

 

その組合わせが表記されたボタンで食券を購入。

 

品書きには煮玉子・生卵・かしわ飯などもあり、

 

追いスープなる替玉のお助け的アイテムもある!

 

 

 

 

 

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ずんだれ 550円

 

見た目には丼の屋号のロゴ以外は元祖っぽくて、

 

切ない肉の量・鮮度の良いネギがたっぷりなど、

 

とうとう隣町でも元祖が頂けるとは感慨深い(笑)

 

 

 

 

 

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肉は『長浜屋』ほどしょっぱくなくて丁度良い、

 

スープを一口頂くとまさに素っ気ない味わいで、

 

悔しいけれど私も通ってしまいそうな出来栄え♪

 

 

 

 

 

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麺量も『長浜屋』らしくちょいと多めの一玉で、

 

ヤワと言えばヤワだが果たして「ずんだれ」か?

 

ぐらいの茹で上がりでイイ感じにすすり易くて、

 

これは生卵を落としてみたと感じてしまった(笑)

 

 

 

 

 

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とりあえず15時過ぎの入店で替玉は控えたが、

 

味的には元祖っぽさがきちんと再現されていて、

 

擬似体験だけなら十分ニーズが満たせるレベル!

 

ここは普段使いのラーメン屋として全然アリで、

 

元祖に生卵や辛子高菜を合わせたり出来るので、

 

こんなお店が出来てくれた事に感謝感激だった♪

『福間ラーメンろくでなし』福津市旧道沿い(マラ)

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Instagram で突如として告知がアップされた、

 

福間ラーメンろくでなし:福津本店の限定麺。

 

ズバリその名は毛沢東(もうたくとう)豚骨、

 

毛沢東スパイスと言えば鶏肉やスペアリブに、

 

まんべんなく塗して頂くメジャーな香辛料で、

 

量販店でも普通に購入可能な辛味調味料だが、

 

果たして豚骨スープとの相性はいかなる物か?

 

 

 

 

 

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毛沢東豚骨 880円

 

同店の豚骨に自家製マー油&辣油を垂らして、

 

スープの奥行きを補うために挽肉がおごられ、

 

それらを毛沢東スパイスチップで纏め上げる。

 

 

 

 

 

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スパイスチップのザクッと食感が心地よくて、

 

辛味・香り・風味など複雑な旨みが合わさり、

 

マーラーマー油&辣油)豚骨と重なる事で、

 

味わった事のない唯一無二の豚骨に仕上がる!

 

表面に散らされた大葉が絶妙なアクセントで、

 

この爽やかさは絶対に必要不可欠と断言する。

 

 

 

 

 

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平打ちの細麺は自家製低加水と記載されるが、

 

その割にはムッチリとした弾力的な歯応えで、

 

束で持ち上げられる麺にチップが絡みまくり、

 

ザクッとムチッと小気味よいリズムを奏でる♪

 

 

 

 

 

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今回の毛沢東豚骨はチャーシューだけでなく、

 

それ以外のトッピングも一切用意されないが、

 

スープに沈んだスパイスや挽肉が勿体なくて、

 

最後までしっかりと飲み干し完食完杯だった!

 

冗談抜きに食べ終わった後の高揚感も高くて、

 

個人的にも間違いなくリピート確定の一杯だ♪

『味のまるい』レガネット敷地内(再開)

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この日たまたま敷地内を通り掛かった瞬間に、

 

見覚えのある赤い幟が私の視界に入って来て…

 

思わず引き返して営業再開された事を確認し、

 

慌てて同店ファンの友人・知人宛に業務連絡!

 

 

 

 

 

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一旦用事を済ませに帰って14時過ぎに再訪、

 

行列こそ無かった物の店内の稼働率は7割強!

 

ベテランのおばちゃんが私に気付いてくれて、

 

「今回もお待たせ致しました〜」

 

と、ほぼ3ヶ月ぶりの再会で挨拶を交わした♪

 

 

 

 

 

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厨房には若大将夫妻、大女将、ベテラン女性、

 

そして若手女性スタッフと安定の布陣であり、

 

休業期間のブランクを感じさせない振舞いで、

 

調理・給仕・接客・レジを当たり前にこなす!

 

 

 

 

 

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ラーメン(大)700円

 

客側も果たしてどこから情報を得ているのか?

 

当日、営業再開したにも関わらず午前中から、

 

常連らしき客は当たり前に出入りされていた!

 

しかも休業期間など一切無かったかのごとく、

 

スタッフにも普通に話し掛けて注文していた。

 

 

 

 

 

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老舗の空気感とプロ意識で次々仕事をこなし、

 

親子で30年以上通うベテラン常連もザラで、

 

20年選手の私などまだまだ赤子のレベル(涙)

 

 

 

 

 

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食べ終えようとしている頃に入って来た御仁、

 

明らかに30年以上のベテラン常連さんだが、

 

テーブル席に着席するなり瓶ビールが運ばれ、

 

大女将さんから「おでんは?」と尋ねられて…

 

当たり前に「こんにゃくと牛すじ4本。」と、

 

あまりにシブすぎる注文に思わず二度見した!

 

久し振りに定点観測しながらラーメンを実食、

 

スープも飲み干し完食完杯でご馳走様でした♪

『沖食堂』久留米市明善高校そば(やっとこ)

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久し振りにカミさんと泊まりで久留米に出掛け、

 

翌朝10時にチェックアウトして『沖食堂』へ!

 

開店20後に到着するも既に先客は6人おられ、

 

店員から卓席に案内されて品書きを眺めて一考。

 

 

 

 

 

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店舗が以前の駐車場側に移転されてから初訪で、

 

カミさんはラーメン、私は久々に支那うどんを、

 

さらに提供が復活されたやきめしもお願いした。

 

 

 

 

 

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ラーメン 600円

 

カミさんは『沖食堂』自体が初めての入店だが、

 

輪切りのゆで卵と海苔が1枚浮かぶスタイルで、

 

 

 

 

 

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ぽってりとした舌触りで優しい味わいのスープ、

 

ヤワぃ麺との馴染みもきちんと継承されている♪

 

 

 

 

 

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支那うどん 600円

 

具はラーメンとほぼ一緒だが和風出汁が効いて、

 

スープが違う事によって別モノの相性を頂ける。

 

 

 

 

 

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沖縄の八重山そばっぽい出汁感が胃にも優しく、

 

いつもラーメンと迷ってしまう二枚看板である!

 

 

 

 

 

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やきめし 650円

 

私も初めて頂くやきめしは街中華スタイルだが、

 

塩・コショウが思っているよりかなり控えめで、

 

 

 

 

 

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ラーメンや支那うどんと併せても旨いのは勿論、

 

単品でも普通に頂ける一皿だが大盛りはない(涙)

 

 

 

 

 

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結果、文句なしでスープまで飲み干し完食完杯、

 

雰囲気もピースご飯もきちんと継がれていたが、

 

今回も「牛丼」を頼む事はなく未達のままだ(涙)

『中華料理 光竜』福津市津屋崎(ガラ)

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津屋崎小学校の通り沿いにある人気大衆中華店!

 

平日昼間にも関わらずその競争率は凄まじくて、

 

公式では昼営業の終了は14時になっているが、

 

13時半には「売り切れ」の案内板もしばしば…

 

実際、私もピークの時間帯を避けようと訪れて、

 

これまでに2回「売り切れ」の洗礼を受けた(涙)

 

 

 

 

 

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ご覧の通りランチは5種類ほど用意されており、

 

他にもホワイトボードに記載された日替りなど、

 

選択肢やボリュームもなかなか魅力的なのだが、

 

前回頂いた餡掛け皿うどんの旨さが忘れられず、

 

どうしてもここのチャンポンを食べたくて再訪!

 

 

 

 

 

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チャンポン 850円

 

今回はちゃぶ台のある小上がりへ案内されたが、

 

もはやノスタルジーな雰囲気すら漂っている(笑)

 

 

 

 

 

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具材は海老・豚肉・練り物・野菜など標準的で、

 

お約束のピンクの蒲鉾がスープに彩りを添える♪

 

 

 

 

 

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中華の火力とテクニックで具材の風味が滲んで、

 

皿うどんと同様に余す事なく旨みを堪能できる!

 

 

 

 

 

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旨いお店はリフトも決まる(個人的感想です)!

 

これはデフォの皿うどんも食べたくなっちまう、

 

冗談抜きでかなり中毒性の高い街中華店である。

『長崎ちゃんぽん香蘭』JR佐世保駅ビル内(ビブ)

嬉野温泉から武雄市を経由して佐世保市内へ。

 

カミさんが行きたいと旅行前から話していた、

 

駅ビルにあるミシュラン掲載店の『香蘭』へ♪

 

 

 

 

 

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ピークを避けて13時半に伺うも15人待ち…

 

この日は北風も冷たくて並ぶか否か迷ったが、

 

気軽に来れる訳もなく次の機会も未定なので、

 

意を決して最後尾に連結して待つこと30分、

 

店員に呼ばれ入店し、さらに注文から15分、

 

ようやくちゃんぽんと皿うどんに巡り会えた!

 

 

 

 

 

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カミさんのチャーメン長崎皿うどん 1050円

 

パリパリの細麺をチャーメンと呼ぶらしいが、

 

もちろん同店は太麺皿うどんも提供している。

 

 

 

 

 

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ご覧の通り、そして想像どおり餡は激熱だが、

 

キャベツの歯ごたえがきちっと残されており、

 

豚コマや海老のプリッとした食感が心地よい♪

 

 

 

 

 

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パリパリの細麺がどぷっと餡の水分に包まれ、

 

少しフヤけて正にコレこそ皿うどんの醍醐味!

 

 

 

 

 

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私の大盛りちゃんぽん 1200円

 

厨房は店主夫妻(未確認)とおぼしき男女が、

 

途切れることなく中華鍋を振まくっているが、

 

見事に皿うどんと同タイミングで提供された!

 

 

 

 

 

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大盛りには自動的に卵黄が盛り付けられるが、

 

卵黄と丼を比較すればその大きさは一目瞭然!

 

 

 

 

 

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2玉分はありそうで海老・烏賊・蒲鉾・竹輪、

 

そして季節限定である九十九島産のカキなど、

 

たっぷりの野菜に混じって食べ応えバツグン!

 

シャキッとした春キャベツの小気味よい食感、

 

さらに玉ねぎの甘みがダイレクトに感じられ、

 

鶏ガラスープと魚介系の旨みで麺を包み込む!

 

 

 

 

 

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途中から卵黄をタラ〜ッと崩して味変を堪能、

 

大盛りなら個人的に卵黄2つでも全然アリだ!

 

 

 

 

 

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腹パンだが不思議と「ウッ..」な感覚はなく、

 

けれど深夜まで腹が減らず食事せぬまま就寝。

 

 

 

 

 

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素直に感覚でミシュランなど関係なく普通に、

 

麺とスープの旨さを引き継ぐ実力派の人気店。

 

 

 

 

 

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カミさんも並んでくれて頂く事が出来た2品、

 

行列は必須だが次は必ず太麺皿うどんを頂く!