一時休業され、品書きと麺の種類を再考し、
今後の自身と店の在り方と向き合いながら、
再始動を果たした非豚骨の銘店『行徳家』。
看板から「担々麺」の文字が消されていた、
木製の看板も取り去られ紆余曲折を物語る。
文化の日、駐車出来るよう15分前に到着、
一番客で開店を迎え、店主と挨拶を交わす。
一寸(ちょっと)限定の黒武士味噌を頂く、
運ばれる前から、鰹節の香りが漂って来る。
黒武士味噌 950円
十年熟成味噌のタレと鰹節が贅沢に使われ、
麺が見えないほど削り節が盛り付けられる、
これは名古屋のきしめんを参考にしたとか。
熟成味噌の芳醇かつ豊かな味わいの後から、
どしっと鰹出汁が存在感を見せつけて来る!
品書きに節でなく「武士」と表記したのは、
紛れもなく店主の自信の表れだと解釈した。
上質な削り節をじゅわ~っとスープに浸し、
細麺と絡めて「具材」として贅沢に頂いた♪
久々に行徳さんらしい限定を堪能できたが、
BGMが山下達郎でなく80年代の洋楽に…
尋ねたら、松田聖子を流す事もあるとか(笑)
とにかく元気そうな笑顔で本当に安心した♪