新蕎麦の時期に訪れるつもりが既に梅雨半ば、
駐車場では女将さんが植え込みの枝打ち中で、
会釈しながら慌てて店内に駆け込んで行った。
実に半年ぶり、女将さんの笑顔に迎えられて、
注文する前から半年の間隔を埋めるかの如く、
お互いにあれやらこれやらお喋りに花が咲き、
勧められるがままに冷たい梅ぶっかけを注文!
梅ぶっかけそば 1,000円
一粒100円は下らない肉厚の高級梅干しが、
冷たいつゆと蕎麦の上に堂々と浮かべられる。
この店の蕎麦と一緒に必ず提供される葛豆腐、
口溶けが非常に滑らかでプリンのような食感、
仕入れ先の拘りに女将さんが惚れ込んだ一品。
かしわ飯 300円
出汁に鶏から滲み出た脂がしっかり溶け込み、
米の一粒一粒に旨味が染み込んだ炊き上がり♪
梅肉を箸で摘まんでつゆに風味を馴染ませて、
削り節と一緒にすすると程よい酸味が広がり、
鰹梅と蕎麦の相性で涼感もきちっと堪能した。
そして蕎麦湯と共に女将さんとの会話も再開、
体調、家族、様々な地元情報と美味しい店等、
ここに来ると必ず滞在が2時間以上になるが、
もちろんこの日も例外に漏れず(笑)♪